こんにちは、mimiです。
わたしは現在マウスピース矯正(インビザライン)をしている歯科衛生士です。
実体験を交えながら、歯列矯正のよくある質問にこたえていきます。
Q.マウスピース矯正とは?
透明のマウスピース(これをアライナーと言う)を装着して歯並びを整えていく方法です。
Q.どうやって歯が並んでいくの?
マウスピース矯正の場合、やく1週間ごとに自分でアライナーを交換していきます。
交換するマウスピースは少しずつ形が変わり、合わせて歯も動いていきます。
Q.アライナーの装着時間は?
1日あたり、20~22時間以上装着します。
食事と歯磨き以外はつけたままです。
Q.インビザラインとは?
マウスピース矯正の商品名です。
アメリカ発の新しい矯正で、日本では2006年から導入されています。
複数あるマウスピース矯正の中でも、世界で最もポピュラーで信頼できます。
マウスピース矯正するならインビザラインがおすすめです。

Q.インビザラインのメリットは?
最大のメリットは目立たないことです。(自分から矯正してると言わないと気づかれません)
取り外しができるので食事、歯磨きがいつもどおりできます。
口の中に装着する器具がほぼないため、唇や口の中の粘膜を傷つけません。
ワイヤー矯正より痛みがマイルドです。
Q.しゃべりにくくなる?
サ行・タ行の発音はむずかしいですが、慣れます。
Q.デメリットは?
アライナー装着中は食事ができないため、間食ができません。
食べ歩きなんかも難しいです。
料理中に味見をするときにいちばん煩わしさをかんじます。
飲みものは水のみとされています。(わたしは気にせずにお茶を飲みますが。ただ、砂糖の含まれた飲料はむし歯のリスクがあがるため飲まないようにしています。)

Q.マウスピース治療(インビザライン)は痛い?
痛みはありますが、ワイヤー矯正よりはマイルドです。
ワイヤー矯正の患者さんのお口の中は、装置が頬っぺたの内側に当たってただれ、見るからに痛そうでした。
矯正独特の歯の痛みも、ワイヤーの方が痛いといわれています。
Q.インビザラインの痛さってどのくらい?
窮屈~~~!という感じです。
咬むとじんわりと痛みます。
痛くてどうしようもない!血が出る!痛み止めのみたい!!とはなりませんのでご安心を。
わたしははじめ奥歯を動かしていたのですが、前歯がすごく痛かったです。
奥歯を動かすのになぜ前歯が痛くなるかというと、前歯に負荷がかかるからです。

Q.インビザライン期間中の食事について
食事の時にはアライナーを外して食べます。
食べるものに制限はないので、何でも食べれます。
硬すぎるものは圧がかかって「痛!」となることがあります。
Q.アライナーをつけたまま食べてもいい物は?
ありません。
残念ながら、アライナー装着中は何も食べれません。
試しにいろいろ食べてみましたが、ガムやグミの粘着系は装置がくっついてどうにもならないのでダメでした。
やわらかいものは食べられるけど、装置にも歯にもいっぱいものが詰まるので、結局装置を外して歯を磨く羽目になりました。
それなら最初から外して食べますよね。
Q.インビザライン期間中の飲み物について
基本水オンリーと言われますが、前項にもあるとおり、砂糖の入っていないものなら何でも飲んでいます。
着色がこわいので、その後うがいは必ずするようにしています。
注意:アッツアツのホットドリンクは避けてください。アライナーが歪んでしまいます。

Q.アライナーは喫煙で汚れますか?
もちろん汚れます。
Q.アライナーや歯に突起物が付いていますが、あれは何ですか?
アタッチメントといいます。
歯を移動させるために、歯とアライナーを固定させる突起物が必要となります。
Q.アライナーを紛失したり破損した場合は?
すぐに担当医に連絡し、先生の指示に従ってください。
アライナーなしだと歯が動き始めますので、前後のアライナーを装着するように指示されることが多いです。
まとめ
マウスピース矯正をもっとくわしく知りたい!とおもっていただけた方は、インビザラインの経過報告をブログに投稿していますので、ぜひそちらも参考にしていただければとおもいます。
この記事がマウスピース矯正の疑問解決になりますように。
お読みいただきありがとうございました!(^^)!
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