こんにちは、mimiです。
今回は、親知らずの抜歯体験についてです。
記念すべき、1本目
最初の親知らずが生えてきたのは、高校3年生のとき。
右下の親知らずがはじめに生えてきました。
生えてきたといっても、歯の頭がチョンと2ミリ見えているくらいです。
その親知らずはチョンとしか出ていないのに、定期的に痛み、口が開かないくらいひどく痛むときもありました。
私はその痛みにたまらなくなり、かかりつけの歯医者に駆け込みました。

先生!たぶん親知らずが生えてきて、痛いです!

ほんとだ。すこし親知らずの頭が見えているね。きみは爆弾をかかえている。その歯はいつ腫れてもおかしくないよ。

(…爆弾??)じゃあこれは取った方がいいんですか?!

そうだね。例えばきみが妊娠したり、病気になったりして免疫力が落ちた時に、また親知らずが痛くなるからね。
ただ、うちでは抜歯できないよ。あごにはとても大きな神経が通っているんだ。きみの親知らずは神経にとても近くて、抜歯するのが難しい。
それに、この親知らずは真横に倒れいるから、歯を分割して抜くことになる。大手術だよ。大学病院を紹介しよう。
と言われ、卒業後の春休みに大学病院にて抜歯をすることになりました。
“大手術”と言われたので、ちょいとビビりました。
そして爆弾を抱えながら高校時代をすごし、卒業後の春休み。
大学病院に行くと、きれいな先生が対応してくれました。
でも気になる点がひとつ…声が男性…?!??
髪も長くて、化粧もしているし、スカートだし、胸もある。
けれど声が完全に男性。あと手もごつい…。
この美人先生…「グレーゾーン」。

麻酔をして5分後に抜歯がスタート。
(↓抜歯のながれ)
1、歯茎を切開して歯の全体をあらわにする。
2、見えた歯を先生がドリルで分割。
…このときすごく臭いです(カルシウムの焦げるにおい)
3、分割した歯の頭をとる。
4、残った根っこの方を脱臼させ、とる。
5、抜歯した穴におくすりを入れ縫合。
6、ガーゼを咬む。
おしまい。
爆弾除去の大手術は15分ほどでおわりました。
意外とあっけなかったです。
抜歯後すぐは麻酔が効いているので、痛みはありませんでした。
しかし、麻酔が切れると本当に痛かったです。
痛み止めを飲んでいても、その日は効きませんでした。
抜歯の翌日は腫れはしなかったものの、口が開きませんでした。
指一本分も開かないので、まともにごはんも食べられなかったです。
そんな日が3日続きますが、4日目にはすっかり楽になっていました。
~こうして一本目の抜歯は無事終了~
いっきに2、3本
その後、私は専門学生になり20歳になりました。
このころ左側の上・下の親知らずが生えてきたのです。
上の親知らずはほっぺた側にずれて生えていたので、食べ物がつまりやすく、歯ブラシが届かないので不潔になりがちでした。
下の親知らずは右下とおなじく真横に倒れていて、頭がチョンと出ている状態。またこれも時々腫れていました。

この親知らず2本をかかりつけの歯科医院に診てもらうと、やはり下の親知らずは前回同様大学病院で、とのことでした。
なので2年ぶりに大学病院に。
またグレーな先生に予約をとりました。(同じ先生だと安心しますよね)
今回は上下いっぺんに抜いて欲しいと先生にお願いし、2本同時に抜歯してもらいました。
抜歯後の痛みは、上は何ともなかったのですが、下の方は開きづらさや痛みがありました。
~2、3本目終了~
ラストだよ、4本目
そして、4本目の抜歯は24歳のとき。
一般の歯科医院に就職し、衛生士として3年働いていました。
右上の親知らずが2年前から生えおり、その歯がだんだん下に降りてきて、下の歯ぐきにあたって痛くなるようになりました。
先生が上の親知らずを削り、下の歯ぐきにあたらないようにしてくれました。
しかし時間がたつとまた親知らずが降りてきて削る、の繰り返しになっていました。
もうきりがないので抜歯を決断。
勤務先の非常勤の先生に抜歯してもらいました。
このころの私は、上の親知らずは抜いても腫れない、痛みがでにくいということを衛生士として知識があったので、大丈夫だろうと抗生物質や痛み止めを抜歯後に服用しませんでした。
すると、ジンジンと抜歯したところが痛み出して、結局痛み止めを2回ほど飲みました(;_;)
やはり歯を抜くのですから、痛み止めを2日間は飲んだほうがよかったです。
※ふつうに歯科医院で抜歯をするときは、感染予防で抗生物質と痛み止めを処方されるので心配いりません(^^)
~4本目もこうして無事に終了~
おわりに
こんな感じで4本すべての親知らずとお別れしました。
4本すべて生える人は、36%だそうです。
ちなみに私の2コ下の妹は、親知らずは1本も生えていません。
親知らずはもともと原始時代のなごりだそうですが、現代ではやわらかい食べ物が増え、よく噛むということが依然と比べて少なくなりました。
その影響もあってかヒトのあごは小さくなり、不要になった親知らずは、人間の進化でなくなりつつあるんだとか。
上手く生えてくることができなかった親知らずたちとはお別れしましたが、もしも上手く生えているならば、抜歯の必要はありません。
くわしくは、こちらの記事をごらんください(^^)

それでは、お読みいただきありがとうございました!(^^)!
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