こんにちは、mimiです。
親知らずが生えたら、この歯をそのままにしてもいいのか?抜歯すべきなのか?悩みますよね。
今回はそのお悩みにお答えしていきます。
そもそも親知らずって何?
親知らずとは、10代後半~20代前半に生えてくる8番目の歯です。
ちなみに「親知らず」の由来は、
・親元を離れたころに親知らずが生えくるので、親が生えていることを知らないことから
・むかしは人生50年時代、子どもの親知らずを見ずに亡くなる人が多かったから
などと、いわれています。
わたしは10代後半~20代前半の間に見事に4本生え、すべて抜歯しました。
そう聞くと「親知らずってやっぱり抜くものなんじゃん…。」と思われますよね。
親知らず=抜歯だと思われるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。
抜歯した方がよい場合と、そのままでもよい場合があるのでまとめました。
抜歯した方がよい場合
・痛みがある
・親知らずが斜めや横に倒れた状態で生えてきている
・親知らずが咬み合わせのじゃまをする
・親知らずがむし歯や歯周病になっている
・親知らずが歯をおして歯並びを悪くしている

抜歯しなくてもよい場合
・親知らずが完全に埋まっている
・親知らずが正常に生えてきて、清潔に保てる状態である
・上下の歯で咬んでいる

上記が抜歯をする・しないの判断目安になります。
もちろんこの究極の2択の間〈経過観察〉もあります。
自己判断だけで済ませず、必ず歯科医院にいって検査・診断してもらいましょうね。

検査は歯科医による視診と、あご全体がうつるパノラマレントゲン撮影(3割負担で、約1,200円)を行います。
また、三次元でみることができるCT撮影(3割負担で、約3,500円)が必要な場合もあります。
私の親知らず体験記は過去記事にありますので、よかったら読んでみてください。

親知らずのみがき方
奥歯磨きがニガテ、歯並びがガタガタして磨きにくいという方も、日々のブラッシングの参考になるのでぜひ見てください。
親知らずは、いちばん奥です。
ふつうの歯ブラシでは親知らずまで届きません。
なので、補助清掃器具として「タフトブラシ」というものをおすすめします。
わたしも親知らずが生えていたときは、このタフトブラシを使用していました。
タフトブラシは歯科医院や、いまやドラッグストアでも販売していますね。
タフトブラシの種類で迷ったときは、なるべく毛先がやわらかいものがよいです。
なぜなら、親知らずが歯ぐきに埋もれている場合や、歯ぐきまでゴシゴシ磨いてしまった場合に、硬い毛だと歯ぐきを傷をつけてしまうからです。
↓「インプロ」はやわらかさNo.1
当て方は、鏡をみながら(上の歯はみにくいですが)やさしく、クルクルっと回すイメージです。よこにゴシゴシ、ではなく、まるくクルクル。
どうしても見えづらい奥歯だと、力まかせになりがちですので、注意してくださいね。
ブラシが血だらけに…なんてことにならないように!ポイントはやさしく、クルクルです☺

さいごに
まとめです。
・親知らずが生えてきたら、自己判断せず、まず歯科医院にいく。
・親知らず=抜歯ではない。
・歯科医の判断のうえ、うまく付き合えるのであれば、残しておいてよい。
・親知らずはタフトブラシを使ってみがく。
です。
まれに、親知らず以外の歯がむし歯や歯周病で無くなったときに、親知らずを移植できることがあります。(移植にももちろん適応症があります)
なので、親知らずを「いらないものだから」といって放置しないでくださいね。
その親知らずは、あなたの救世主になってくれるかもしれません。
ですから、親知らずが生えたら抜歯する・しないに限らず、まずかかりつけの歯科医院にいくこと。
そして、わざわざ生えてきてくれたのだから、愛着を持ってブラッシングしてみましょう。
抜歯したとしても、きっとその歯がかわいく思えて「その抜いた親知らずください!」といってしまいますよ。
(わたしだけかな…((^^)))
親知らずと上手に付き合えますように。
お読みいただきありがとうございました!(^^)!
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